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本文へジャンプ    アルル音楽教室 質問箱
 
楽しい音楽、でも難しい音楽。みんなの素朴な疑問、悩みを共有しましょう。
きっと役に立つヒントをお答えできると思います。
質問については簡略して書き直してあります

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子供の頃ピアノを習っていましたが楽譜を読むのが苦手でやめてしまいました。
大人になって、又、ピアノを弾きたくなりました。出来るでしょうか?
楽器演奏をする時の脳内の回路は二つあります。

一つは、耳からの情報に頼る神経回路で、音(音程)と指の動きが連動する演奏運動回路です。これは、ジャズ、ポピュラーの人達の得意分野です。

もう一つは目からの情報に頼る神経回路で、視覚(楽譜)と指の動きが連動する演奏運動回路です。これは、クラシック畑、音楽大学を出た人達の得意分野です。

前者は、楽譜が無くても即興演奏をしたり、メロディーに伴奏やおかずの音を入れたり、移調弾きもやってのけます。

後者は、一小節内に何十個音符があるのかという真っ黒の楽譜を見ても直ぐに弾いてしまいます。

どちらが優れているのかではなく、目的に応じて、どちらが便利かということになります。

ただ、一般論で言うと、アマチュアが弾きたい曲があればまず楽譜を入手します。そして楽譜を見ながら練習を開始します。CDを手に入れて、聴いただけで真似して弾けてしまうのは、モーツァルト級の人でないと出来ません。とすると、やはり一般的には楽譜を見て弾けた方が便利という事になります。

又、楽譜を読むのが苦手な人は、逆に音感が優れている場合が多いです。だから、楽譜を読むのがめんどくさいのです。

音感に頼るの弾き方は遊びに近く、スポーツ的で楽です。
音符を見て弾くのは学校の教科書の勉強と同じで、忍耐、努力を必要とします。だから東大生はピアノが弾ける人が多いのかもしれません。

そう言った違いを知ったうえで再度ピアノに取り組まれると、新たなピアノの発見、音楽の楽しみが得られると思います。
己の弱点を知り、長所も発見する。
そして、その両方を生かしたなら鬼に金棒です。

大学のオーケストラで4年間チェロをやっていました。基礎からやり直した方が上達しますか?
大学に限らず、学校の部活での楽器習得は共通の問題があります。一つは、正しく、キメ細かく指導する人がいないということです。二つ目は、集団で演奏しますので自分の音が良く聞こえないまま演奏しているという事です。結果としてかなり弾けているつもりが、実は雑で、音楽の美しさを追求するのには程遠い状態にあります。又、サークルの先輩から教わった奏法都市伝説のように誤った奏法が受け継がれています。基礎から学び直す事は大変良い事です。その場合、まず今までの悪い癖を忘れる事から始める事が大切です。

子供が吹奏学部に入部しました。先輩の指導に疑問を感じました。きちんと習った方が良いでしょうか?
音楽の習得は言葉の習得と似ています。最初に身に付けた言葉が母国語、又は、生まれ育った地域の言葉が体に染み込みます。そして、新たに外国語を学んだり、言葉のなまりを消すのには大変な努力を要します。
と、言う事はせっかく学ぶのであれば最初から正しく学んだ方が効率が良いという事になります。

学生の頃やっていましたがブランクが?十年もあります。出来るでしょうか。
人の記憶には二通りあります。知識による記憶と、体で覚える記憶です。例えば家の鍵をいつもと違う手に持ち開けてみましょう、きっとやりにくいでしょう。自転車をいつもと反対側から乗ってみましょう、怖くて出来ないでしょう。これが体の記憶です。
そして体の記憶は一生忘れないという不思議な力があります。ブランクは問題ありません。すぐに蘇ります。

音楽教室でレベルが上がると月謝が高くなるのは何故?
一般的にはレベルで月謝が変わる音楽教室が多いです。一つには上級者の指導には講師のレベルが高くないと教えられないという事情があります。
営業的には、初心者には敷居を低くしておいて、その後、月謝を少しづつ上げるという商売上の知恵かもしれません。
アルルはレベルが上がっても月謝は上がりません。
アルルは初心者から受験生まで指導が出来る講師しかいませんので。

ブラスバンドでホルンをやっていました。オーボエに興味を持ちました。
バイオリンをやっていたが、今度はチェロをやってみたい。
まず言える事は、一つの楽器をある程度弾けるようになった人は、違う楽器を始めた時にその上達はとても早いという事です。そして、管楽器は金管でも木管でも息を使う、息というエネルギーで音をコントロールするという共通点があります。バイオリンとチェロは弓を動かして音を出すという共通点があります。
又、何か楽器をやった人は楽譜に強くなっているという下地があるのも強みです。
しかし、似た楽器では問題もあります。例えば、クラリネットとサックス、トランペットとトロンボーン。音の出し方は確かに似ていますが厳密にはかなり違います。お互いの癖はマイナスに作用します。バイオリンとチェロの弓の持ち方も似ていますが全く違います。
似た系統の楽器の経験がある場合、強みでもあり、足枷にもなります。前の癖を体から忘れさせる事が重要な一歩となります。


全くの素人なので少し不安で、恥かしいのですが?
大人の方の問い合わせで多い質問です。ドレミも読めない、学校の音楽の時間は苦手だった、音痴だ・・・
と言う方は意外と多いのです。でも音楽を聴くのは好きで、いつしか自分で楽器を弾いてみたくなるのは自然な事です。それはある種の素質がある証明です。
アルル音楽教室はそういった大人の初心者に音楽を教える社会の先駆けとなった大人の音楽教室の元祖です。業界の元祖にお任せ頂ければ恥ずかしい事はありません。一からお教えしましょう。

初心者ですが、「エリーゼの為に」はどの位で弾けるようになるでしょうか?
それは答えは一つではありません。

一日にどの位練習できるのか?
毎日練習できるのか?
年齢は?(若い方が上達が早い)
音楽の経験は?(他の楽器の経験、合唱の経験等)
それと、個人差があります。

別な考え方として、どの程度の完成度で「弾ける」と解釈するのかです。楽譜を見ながらゆっくり一音一音弾くのか、暗譜で流れるように軽妙に弾くのか、どちらも弾けることに変わりはありません。
ですので、答えようがないと言うのが正直な答えです。

60代ですが、今から始めて弾けるようになるでしょうか?
楽器の習得と、外国語の習得は良く似ています。残念ながら年齢による差はあります。若い人の様にはいかないでしょう。ゆっくりでいいではありませんか。
ゆっくり末長く上達を楽しむのです。
必ず好きな曲が弾けるようになります。


サックスかトランペットか?  バイオリンかチェロか?  悩んでいます
このように迷う方は多いです。アルルでは暫くの間どちらかの楽器を習い、次に別の楽器を習うという事が可能です。それぞれ楽器はお貸しします。
しかし、似た楽器のレッスンを同時に受けるという事は勧めていません。それぞれ似ていながら微妙にツボが違うからです。
初心者には使い分けが難しく混乱します。
両方興味があるのであれば、同時ではなく、順番にチャレンジする事をお勧めします。

子供の頃少しピアノをやっていました。今度はオーケストラの楽器をやってみたいです。
ピアノの経験があるのは素晴らしい事です。その音楽の下地を生かして色々な楽器にチャレンジしてみましょう。仲間と一緒に創る音楽の感動を是非一度でも体験してみてください。アルルには生徒による大人のオーケストラがあります。

家にピアノがありません。 楽器を持っていません。家で音が出せません。
アルル音楽教室でしたら、ピアノの生徒さんはグランドピアノが無料で弾けます。
入会者には楽器の無料持ち帰りレンタルがあります。
練習の部屋の利用は早朝から深夜まで自由に利用できます。

ソルフェージュって何ですか?
楽譜を見て、正確に音程とリズムがとれる、声に出せる、頭の中でメロディー、音が浮かぶ能力です。そして
音楽、音を聴いて、それを音符に書き記す能力です。
そういった能力を訓練して身に付けるのがソルフェージュのレッスンです。高度なレベルでは、同時に、複数の音(和音)を聴いてもそれを五線譜に書けます。長〜いメロディーを聴いただけで正確に楽譜に書いてしまいます。そこに楽器の音色までイメージしていけば、楽譜を見ただけでどんな曲かが分かってしまうわけです。ベートヴェンが、耳が聞こえなくなっても作曲が出来たのはこのソルフェージュ能力が桁外れに優れていたからという事になります。では、趣味の初心者がソルフェージュのレッスンを受けるとどんな効果があるのかと言うと新しい曲に取り組んだ時に、弾けるようになるまでの期間が大幅に短縮できます。

習いたい曲の希望は出せますか?
レッスン曲のリクエストはOKです。好きな曲でしたら気合も入ります。ただ、難易度の問題もありますから講師に相談は必要です。

グループレッスンを受けていますが疑問を感じてきました
グループレッスンの良さは仲間がいる事ですね。
しかし、音楽大学では楽器のレッスンは個人レッスンです。楽器の習得は全員が初心者で始めても直ぐに個人差が大きく開いていきます。一定の時間内で、進んでいる人、遅れている人を両方キメ細かくチェックし、指導することはベテラン講師でも時間的に不可能です。自身の上達を求めるなら個人レッスンがお勧めです。


子供がピアノ ・ バイオリンの練習をしません。どうしたら良いでしょうか?
残念ながら、小さなお子様が毎日自分の意志で練習する事は殆どありません。やはり親の誘導が必要となります。しかし、大人でもそうですが突然言われても気持ちがついていきません。心の準備を与えるようにしましょう。
何時から・・・・、何々が終わったら・・・・、ピアノ、又はバイオリンの練習が終わったら次は何々・・・、何分間・・・何回・・・・とか。
又、なかなか一人では練習しないものです、一緒に練習に立ち会って聴いてあげるとやる気になるようです。
やはり親御さんの努力も必要ですね。しかし、子供の不思議な共通点として、練習しない時に「じゃあピアノをやめる?」「バイオリンをやめる?」と聞くと「やめない」と言います。不思議です。
発表会では、綺麗なドレスを買ってあげるとか、終わったら好きな御馳走を食べに行くとかご褒美も大切ですね。


アルルに来る大人の生徒さんで「子供の頃もっとやっておけば良かった」と口にする方はとても多いです。子供の頃いやいややっていたピアノ、バイオリンが大人になって強力な力になり音楽を一生の趣味にしている方は非常に多いです。

市民オーケストラに入りたいのですが、入れるでしょうか?
市民オケには入りやすい楽器と、入るのが難しい楽器があります。それを知っておくと良いでしょう。
入るのが難しい楽器は何でしょうか。それは目立つ楽器、人口が多い楽器です。具体的には高音楽器。
例えば、バイオリン、フルート、トランペットとかです。
では、入りやすい楽器は何でしょうか。それは縁の下の力持ちの楽器です。目立たないけど重要な楽器です。
低音、中音域の楽器です。

もう一つヒントを教えましょう。管楽器は難しくなります。人数が少なて、音が大きく目立つからです。
弦楽器の方が入りやすくなります。集団で演奏するからです。前の人の背中に隠れて大人しくしていれば何とかなるかも知れません。

バイオリンは小さい頃から始めないと上達しないのでしょうか?
プロになる為には小さい頃から始めないと難しいでしょう。バイオリンで演奏活動しているプロで大人からヴァイオリンを始めた人はいません。
 しかし趣味として弾くのには年齢は関係ありません。大人から始めてアルル音楽教室内の大人の生徒オーケストラでバイオリン、チェロを弾いている人は何人もいます。上達と言うのは目標に向って歩むことです。努力に応じて必ず上達します。