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生徒の声(アルルに通っている生徒と保護者の方の感想です)

「仕事に追われて」    

  仕事に追われ、自宅と会社を往復するだけの日々を送っていた時期に「なんて殺風景な人生なんだろう」と思い、その日のうちに某お稽古ごと情報誌を買ったのがアルルとの出逢いでした。
  パラパラとページをめくりながら実用的なものにでもしようかと考えていたところ、ふと目についたのがアルルの広告でした。それは私にとっては魅力的で、個人レッスンであること、練習場所が開放されていること、おまけに楽器のレンタルができて月謝が一万円ちょいときたものですから思わず飛びついてしまいました。
  現在、「声楽」と「バイオリン」を習っています。これらを選んだ理由は単純で、声楽は自分の体を楽器とするのでどこへでも持ち運べる、いつでも演奏できるから、バイオリンは以前から惹かれていたからです。
  レッスンを始めて「自分を表現すること」について考えるようになりました。それはとても難しいことなのでしょうが、同時にとても素晴らしいことだと思います。今はまだまだ表現しきれていませんが、いつかそうなれるように頑張りたいと思います。
  いろいろな方の直接、間接的な援助があってここまでくることができました。そういった一見忘れがちな面を再認識しながら頑張っていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。

「発表会を終えて」   

  娘がはじめてバイオリンのレッスンを受けたのは、1月11日でした。幼稚園にもまだ行っていなかったので、ちゃんとしたレッスンになるのかしらと心配でした。娘も、小さな手に1/10サイズの小さなバイオリンを持って、ちょっと不安そうな様子です。けれども、先生に少しずつ教えていただくうちに、だんだんと笑顔も出てくるようになってきました。
  はじめは発表会に参加させるつもりはありませんでした。たった6ヶ月で曲が弾けるようになるとは思っていなかったからです。何度かレッスンを続けていくうちに、だんだんといろいろの指を使うようになってきて、練習が思うようにできなくなった娘は「バイオリンやりたくない」と言うようになってしまいました。とりあえずレッスンに行っても「弾きたくない」と先生を困らせることもありました。そんなときは先生も「じゃあ今日はお歌を歌ってみよう」などと、上手に気分を変えるレッスンをして下さいましたが、家に帰って、さて練習というときになると、また弾きたくなくなってしまうのでした。
  そんなことがあり、何かレッスンの目標を持たせた方がよいかと思い、発表会に参加することに決めました。
  娘は、発表会というのは何をするのかもわかっていなかったと思います。私たちが「きれいなお洋服を着て、お辞儀をしてバイオリンを弾くと、お花がもらえるのよ」と言った言葉をそのまま覚えていて、今でも「発表会ってなにするの」と聞くと、そう答えます。
  発表会の曲は「きらきら星変奏曲」。曲を決めたときは、まだ、全部の指をつかうところまで練習曲が終わっていませんでした。こんなことで大丈夫かと心配しましたが、何とか主題と第一変奏まで仕上げることができたようです。
  当日、午後の部の最初に演奏だったので、先ほどの言葉どおり、お辞儀をしてバイオリンを弾き、お花とお土産をもらって嬉しそうに戻ってきました。大人はいろいろと考えて心配してしまいますが、子供はそんなことは関係なく、レッスンよりも本番が一番うまく弾けたので、先生にほめられたことが嬉しかったようです。
  無事に発表会を終えることが出来たのも、何より先生方のおかげです。何もわからない娘に、ていねいに一つ一つ教えて下さった岩月先生。途中、私どもの都合で、かわって教えてもらった上村先生。本当にありがとうございました。これからも、大変だと思いますがよろしくお願いいたします。
  この文章を書くにあたって「発表会に出てどうだった?」と娘に聞くと、「楽しかったヨ」と言っていました。そして、「来年も発表会に出る?」と聞くと元気に「うん!」と返ってきました。

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