HOME > MENU > 交流掲示板 保存版

交流掲示板 保存版 アルル音楽学園
     
春のサロンパーティ大盛況でした  星名(5月5日)
 4日にアルル1階のサロンでおさらい会+パーティを行いました。15000円の参加費に
ビックリした方も多かったのですが、生徒7名に対してゲストのプロが7名で、飲食付きで飲み
放題の企画ですのでやむおえない金額でした。ジャンルもジャズ、ポピュラー、クラシックと
多彩でプロとアマが入り乱れて飲みながらステージで演奏するという前代未聞の内容でした。
プロの演奏はジャズバイオリニストの瑞穂さん、サックスの新任の講師の柳沼先生、アルルで
新クラス開講予定のピアノ弾き語りの高根先生、ドラムの谷本先生のトリオ(ピアノ、ベース、
ドラム)の演奏、ピアノの住吉先生はクラシックの曲をドラムと共演しました。会場が狭くて
お客さんが入り切れなくて立ち見が出るほどでした。
 今回の私の考えは、既にレパートリーとして持っている曲(発表会で演奏した曲)を多少余裕を
持ってセミプロ気分で人前で披露する楽しみを経験する事でした。そこから新たな発見を得る
事も出来ます。皆さんに大変喜んで頂きました。ドラムが隣の店の定休日の木曜しか叩けません
ので次の予定は未定です。


音楽のジャンル  かどた@trp

なんかアルルもどんどん幅が広くなってきますね 音楽ってジャンルの
壁はとりはらって楽しまないとと思います 最近Clasical crossover
という言葉もあるようですが、クラシック音楽も保守的な世界から脱却
しようともがいている時期のようです かなり前になりますが、一時期
ウェザーリポート、キース・ジャレット、ハービー・ハンコック、チック・
コリアあるいはフリューゲルホルンのチャック・マンジョーネや渡辺貞夫
さんもそうだったかもしれませんが、音楽のジャンルを乗り越えて新しい
表現を模索した時期がありました。大昔でいえば、ある意味ジョージ・
ガーシュウィンもそうだったかもしれません。今、日本の社会は大きな
転機を迎えています。人々の価値観が大きく変化しようとしています。
自分を犠牲にして”滅私奉公”が尊ばれた時代から、あらたな価値観を
持つ社会に変わろうとしています。このような変化の時期に音楽の役割り
はきわめて大きいものがあります。是非、アルルもクラシックだけでなく
新しい音楽の地平を切り拓く役割りを担ってほしいと思っています。


トランペット 星名

 スポーツも種目によって色々だと思いますが、音楽も楽器によって色々です。例えば、卓球の
試合でメダル争いをした選手は、仮に翌日別の大会があったとしたらその大会に参加する事は
可能でしょう。しかし、マラソンの場合はおそらく不可能でしょう。そんな違いは楽器にもあります。
私はトランペットで参加したのでトランペットの話をします。

 発表会前夜に自信がないメンバーが集まり練習をしていました。いつしかそれは宴会となり
前夜祭となって深夜1時まで飲んでいました。当日は無事(かどうか分かりませんが)演奏を終えて
打ち上げに繰り出し、しまいにはライブハウスに押しかけて、何と堂々とステージで「聖者の行進」を
吹きまして、気がついたらお店のプロの方が伴奏を付けてくれていました。お開きは午前3時。
 そして、次のレッスンは多くの方が来られませんでした。私自信は完全に心身共に喪失し、
レッスンは不可能でした。実際にトランペットを吹いてみましたが変な音しか出ません。
回復に2,3週間はかかりそうです。とにかく、心身の限界を体験したい方にはトランペットはお勧めです。

 又、子供の場合はトランペットを吹くと、いじめにあう事はなくなります。気が強くなるからです。
しかし、逆にいじめる側になる事もありません。トランペットはどんなに必死で練習しても、なかなか
結果が出せない楽器です。実際発表会でも多くの方がそのような結果に終わります。
そんなトランペットの体験を通して、人の痛み、苦労が分かる人間へと成長して行きます。
決して人を批判したり、人の欠点を攻撃したりしなくなります。
何しろトランペットを吹いている当の本人が苦労を身をもって体験していますから。

 ある時は失敗して肩身の狭い思いをし、ある時は固有の吹奏感により英雄気分を味あえる。
それがトランペットです。しかし、実際は殆ど前者だな・・

吹奏楽の魅力
学校(中高)の部活で管弦楽<オーケストラ>がブラバンほど盛んではないことの理由として
弦楽器が難しく、習得に長い年月がかかることがあります。例えば全くの初心者に同じ簡単な
ある楽譜を渡して、聴いている人が何の曲か分かる程度の演奏をするのに、木管楽器であれば
3ヶ月。金管楽器であれば1年。バイオリンだと1年半かかります。もちろんこれは分かり易く例えたに
過ぎませんので、練習量、個人差の問題は別です。又、世の中にバイオリンが上手な子は
大勢いるのですが上手な子ほど、まして受験(音大)の子ほど独奏に走り部活には入りません。
オケ弾きという言葉もあるほどで、自分より下手な子と一緒に演奏するのは良くないとされています。
ちょっと話がそれましたが、管楽器は初心者が早く習得出来ますので部活に適しています。
そして歌と同じで息を使いますので歌と同じように強く感情の発散が出来ます。まして金管、特に
トランペットになるとその演奏に費やすエネルギーはオペラのアリアのクライマックスを歌うのと
同じですので、どんなスポーツジムに通うより発散します。
 
 ところで今年3月にか弱くデビューしたトランペット隊ですが、その時の一曲目の冒頭はファーストが
出る事が出来ずメロディーがないスタートとなりました。 長い前奏だなと思って聴いていた人もいたと
思いますが幸い直ぐに繰り返し記号が入っていて繰り返しの時に無事スタートしたので気がつかなかった
人も多いと思います。そんなトランペット隊にブラバン経験者、オーケストラ経験者が加わりパワーアップ
しています。しかし、昨夜、ある人が「僕はみんなより早く終わるんです・・」と言っていた。別な人が
「僕もです、2小節位先に終わっちゃう・・」???。しかし、うまくしたもので、そういう人達は蚊が飛ぶ
くらいのか弱い音で自信無さげに吹いている。自信のある人が堂々と高らかに吹いているのでお客さん
には何の曲か分かりますので是非聴きに来て下さい。
とまあ玉石混合で何でもありが音楽教室サービス業アンサンブルです。
どんなにへまをしても、指揮棒も飛んで来ませんし、「もう楽器を置け<邪魔だから吹くなという意味>」
と言われることもありません。


11月6日土曜です 星名
アクセス記念の投稿が来ないなあと思っていたら入院していたとは・・・
考えようによっては仕事は休めるし、たまには空白の時間も有意義かも知れない。
健康のありがたさは失って始めて気がつきます。
今、アルルのアクセスは月に5千件で推移しています。以前は深夜から未明にかけて
の時間帯でこのHPを作成していました。殆どの場合ビールを飲みながらでした。
アルルのHPが少し変っているとしたら、時間帯のせいです。深夜に書いたメールを
朝確認で読み返すと自分で恥ずかしいという話は良く聞きます。今は健康管理の理由で
夜はパソコンはやらないことにしています。昼間(私にとっては朝)は頭もボーッとしていて
何も思い浮かばず最近はあまり編集していません。

泣いて笑って、所ジョージ
の高校生のブラスバンドの特集番組は見ましたか?
全国のブラバン有名校が全国大会を目指すドキュメントなんですが、非常に面白おかしく
かつ感動的に作られた番組で本当にタイトル通り涙と笑いと両方こみ上げてくる番組でした。
全国大会となればどんなジャンルであれ、その中には将来のプロ、オリンピック選手もいる訳で
高校生、素人という先入観は当てはまりません。
では、プロが揃っているアルルの内部でこの番組のビデオを流したら・・・
素人の我々には意外な反響が返って来ました。アルルの先生達も高校生の頃は
こんな感じだったのかなと尋ねたら「受験勉強に忙しくブラバンをやる時間が無かった」
この場合桐朋受験ですから受験勉強とはすなわち楽器の練習です。「先生<楽器の師匠>から
バラバン入部は禁止令が出た」、「ブラバンに入ると美しい音が出せなくなる」とかの答えだった。
個性を潰す全体主義の指導方法にも冷ややかな反応だった。
たまたま現役の高校生が一緒に見ていて<注、金管楽器は歯型、顎の形状に合わせて楽器を
構えるので、殆どの日本人は顔に対してベルを下に向けて構えるはず>「歯並びに関係なく
ベルを上に向けて吹かされるのがイヤでブラバンをやめました」と言っていた。別のかつての
ブラバン金管経験者も「唇が痛かった」とぼやいていた。又、会場が普段はコンサートには使われない
やたらと大きな会場で響かない会場だそうで、必然的に音量が求められるそうだ。

地声サウンド、裏声サウンド。
全国の多くのブラバンは地声吹きをしているようだ。クラシックの
奏者は裏声吹きを原則としている。喉を締め付けるか開くかの違いだが、手っ取り早い例を挙げると
演歌のこぶしが地声サウンド。オペラのアリアの歌い方が裏声サウンドという事です。どの管楽器でも
音色ががらりと変ります。番組の中で一人で高校生がクラリネットを吹く場面がありますが、クラリネット
が上手な人がテレビ画面を見ていないで音だけ聞いていたら多分クラリネットと認識出来なかったのでは
ないかと思うくらい硬い凝縮した音でした。クラリネットは本来柔らかく膨らむ音色です。

最近の高校生
は軟派とゲームばかりと思ってたけどと、当の現役高校生に聞いたところ「まあ、そういう
人もいますが」との答え。朝5時から練習していて勉強出来るのと、聞いたら
「ブラバンの子は頭がいい子が揃っていますから」との答えでした。

番組に感動して褒め称えるつもりで取り上げたのですが、やはり正統派アルルとしては正しい事は
伝えておかねばと書いたら、結果的に批判になってしまいましたが、番組も、高校生の演奏も
素晴らしい内容です。希望者にはビデオを貸します。特に全国大会突破で、フルートの女の子が
部内選抜に落ちた<野球でいう二軍の>子たちと涙、涙で抱き合いながら述べたコメントは
感動という概念を通り越して、日本にこういう思いやりを持った優秀な人材がいる限り
日本の将来は大丈夫と感じた程でした。


今日の練習はお疲れさまでした〜。  くまです。(Trp)
「吹奏楽の旅」,私も見ました!というわけで思わず投稿してしまいました。
本当に感動・・・私も昔々に吹奏楽をやってたので(あんなに上手なバンドではなかっ
たけど)、懐かしかったです。ビデオも撮っちゃいました。

星名さんの投稿を読んで,私もいろいろ思い返してみたところ,
吹奏楽をやってると悪いクセがつくということはあるような気がします。
私は高音を出すときにトランペットのマウスピースを押し付けすぎて,レッスンの時に
よく注意されてるんですよ(^^;)ゞ
多分,学生時代に間違った高音の出し方を教わって,それからなかなか抜けられないん
だと思います。
今はレッスンで教わったことをあとでノートに書いて,それを見ながら意識して練習す
るようにしていますが,意識すればするほど音が出なくなっちゃったりして,早くも壁
にぶち当たってるみたいです・・・。

でも,初めて合奏に加わったときの背筋がぞくっとするような感覚とか,周りからばば
ーんと音がきて自分がそれに加わって,いい演奏ができて,皆で一つのものを作りあげ
てるなあと実感したときの感動とか,吹奏楽をやっていたからこそ体験できた嬉しいこ
ともたくさんありました。いい演奏がしたいから,毎朝早起きして朝練に行って,個人
練習も頑張って・・・何かに熱中する時間を持てたことは幸せだったと思います。
私が今アルルに通ってまた金管を吹いちゃったりしてるのも,吹奏楽の思い出があるか
らです。

あの高校生達は,本当にいい経験をしていますね。あのフルートの女の子の言葉に,私
も久々にほんわかとした気持になりました。

 
編集部より 今日の練習とは11月7日のトランペット隊のアンサンブル練習です。
         11月27日は是非聴きに来て下さい。 


<高校生のブラスバンドの>番組ですが   Trpかどたです
 星名さん、くまさんの話題<高校生のブラスバンドの>番組ですが私も見ていました。
なんか物凄く懐かしく見ていました。私も中学から高校までブラスバンドではなかったのですが、
オーケストラ部に所属していました。中学の1年ではティンパニーでしたが、中学2年で
Trpに転向して高校の2年の終わりまで続けていました。
くまさんの仰っている、合奏の時のなんとも表現のしようのない感覚・・、もう一度味わって
みたいと何十年もの空白の期間も思い続けていました。一昨年から高校のクラブのOB会が
毎年結婚式場を借り切って夏に開催されることになりました。
約35年ぶりに当時の金管セクションの練習を当日の朝にやることになり、本当にずいぶん長い
空白があったにもかかわらず突然、30数年前のパート練習室に戻った感じで、もう一度
あの感覚を味わってしまいました。5月からアルルでリハビリを受けはじめています。
27日の練習もそうでしたがやはり合奏の時の感覚は、何事にもかえがたいものだと思っています。
アルルでは結構発表会の頻度が高いように思いますが、ソロよりも合奏の時の何本もの楽器で
出来上がるあの音の中に自分がいる感覚はなににもかえがたいものに思います。
結構こちらがピンチの時、他のパートが助けてくれたり・・。
大変だと思いますが、ぜひ、これからも合奏の機会を作っていただければと思っています。
よろしくお願いします。

 それと、これは私達のクラブが特殊だったのかどうかわかりませんが、全体主義的なあの様子は、
オーケストラではあったのですが、テレビ番組のブラスバンドと共通の部分がたしかにありました。
指揮者は物凄く怖かったですし、練習中に指揮棒を投げつけられることがあり、今でも記憶に残って
います。合宿も朝8時からえんえん12,3時間も練習をし続けるなど体育会系のノリであったようにも
思います。それでも、何十年も空白があってもまた楽器を持って演奏をしたくなる、OB会では
アンサンブルや初見会などで、当時の恐怖の指揮者も一緒になり、何十年もの空白があってもまた
あの合奏の時の感覚を味わうために集まってくる、たぶん一生この世界から逃れられないのだろうなと
最近思っています。

 付記:音質やプレスの問題は私も悩んでいます。色々試してみるのですが考えれば考
えるほどわからなくなるようで・・。課題が増えるばかりで、これもまた楽しみになっています。

  編集部より プレス・・トランペットは唇の緊張の度合いと息のスピードで音程を作ります。
               高音域に入ると極度の唇の緊張が必要になります。
               その緊張を補助する為にトランペットを口に押し付けるのがプレスです。
               多少のプレスはともかく、強いプレスはダメ(唇がもたない)とされています。 



[音楽の通信簿1]と、お母さんの誕生日 2月14日

先日からレッスンを始めた青年が「3月の母の誕生日に、ハッピーバースデーツーユーを
お母さんに聴かせてあげたい」と言い出した。楽譜を探すよりも早いと思って、たまたま居合わせた
先生に音階を書いてもらった。音楽の通信簿が1だったそうで、五線にすると彼には難しい。
しかし、彼が選んだのが寄りによって入門者には一番難しい楽器。3回レッスンを受けたが、まだドからド
まで1オクターブ物理的に音が出てこない。彼としては、押える所が「3つしかないのでいいですよね!」
というのがその楽器を選んだ動機だったようだが、まだ彼はその楽器の本当の難しさは認識していない。
果たしてお母さんの誕生日に間に合うだろうか ・・・

おまけの話・・・音階をドレミで書いてくれた先生に「あんな息子がいたらいいでしょ」と言ったら、
「彼」でしょ!、と言い返された。
その楽器はトランペットですが、彼はどんな甘い音を奏でてくれるのでしょうか。      星名


お母さんの誕生日 続き 
 
トランペットを始めてまだ一ヶ月の初心者の青年がお母さんの誕生日に、わざわざ実家に帰省して、
ハッピーバースデーを吹いたそうです。「どうだった?」と聞いたら、「かなりとちりました」という事でしたが
普通は下手なトランペットを聴かされると笑いを堪えるのですが、お母さんは涙を堪えていたそうです。
誕生日は3月4日だそうで・・・おめでとうございます。 星名


お疲れさまでした!
 先日のおさらい会、退会中の身分でありながら聴衆として参加させて頂きました、K沢です。
星名さん、お声をかけて下さってありがとうございました。
それにしても、とてもあの日は楽しい時間で、嬉しくなりました。
ピアノのこともよくわかってない私が他の楽器のことはもっとわかりませんが、
やっぱりアルルの皆さんの演奏は好きだな〜と純粋に思えた時間でもありました。
演奏者の皆様お疲れさまでした!

 思い返せばまだ知り合いもいなかった学生の私が、度胸試しに、一体どんな人たちが
集まり、どんな雰囲気なんだろうと不安を抱えつつエントリーしたのが8年前の秋。
ところが行ってみると、とても暖かな雰囲気で楽しかったことを覚えています。
それから月日も流れ、メンバーも変わってしまいましたが、その8年前から今も変わらず
健在なのが、私と、先日のゲスト(?)Y田さん。
これってどういうことなんでしょう?!(笑)しかも今も当時もベートーベンでしたか‥?(笑)。

 不思議なもので、ほんの数メートル先に行って演奏しているだけなのに、
そして、何度出ても緊張してしまうのです。でも本番前には絶好のチャンス。
普段気づかないことなど、いろんな事を再認識させてくれる貴重な場であったように思います。
3月はいよいよ本番ですね。もちろん、私は皆様の応援に駆けつけたいと思っております。
頑張ってくださいね。楽しみにしています☆



[音楽の通信簿1]と、お母さんの誕生日 2月14日
先日からレッスンを始めた青年が「3月の母の誕生日に、ハッピーバースデーツーユーを
お母さんに聴かせてあげたい」と言い出した。楽譜を探すよりも早いと思って、たまたま居合わせた
先生に音階を書いてもらった。音楽の通信簿が1だったそうで、五線にすると彼には難しい。
しかし、彼が選んだのが寄りによって入門者には一番難しい楽器。3回レッスンを受けたが、まだドからド
まで1オクターブ物理的に音が出てこない。彼としては、押える所が「3つしかないのでいいですよね!」
というのがその楽器を選んだ動機だったようだが、まだ彼はその楽器の本当の難しさは認識していない。
果たしてお母さんの誕生日に間に合うだろうか ・・・

おまけの話・・・音階をドレミで書いてくれた先生に「あんな息子がいたらいいでしょ」と言ったら、
「彼」でしょ!、と言い返された。
その楽器はトランペットですが、彼はどんな甘い音を奏でてくれるのでしょうか。      星名



プロに間違えられる!
    岡本 光幸
6月29日6時レツスンを終えて目白駅から山手線で品川への車内での事、抱えている
楽器ケースをチラチラと見る年配の外国人男性が居た。原宿にきた時彼が話しかけてきて
『それはクラリネツトらしいいが君はミュージシャンか』と聞いてきた。多分その時の服装が
アロハにハンチング、オマケによれよれのジーンズ年齢もかなり高い、そんなことでプロと
見たらしい。趣味で学んでいると答えたら、目を丸くして、日本人は『ゴージャスだ』と握手を
求められた、このゴージャスは日本人はハイ エイジになつても頑張るんだねのニュアンスと
僕は採る事にした。ちなみに彼はその日、六本木でステージのあるクラリツト吹きでした。
プロにプロと間違えられた嬉しい話でした(ちなみに、私は2年の駆け出しもので、汗だくの
車内での会話でした。)楽器にまつわる数日前のお話です。



常盤色 うのもとひろ(Pf:Momiyama-Class)
10年ほど前、担当していた客先の花王さんの当時の社長が常盤さん、
数年前の日曜日の9時のドラマで車椅子の役をしていたのが常盤さん、
成増に住んでいたころ、東武東上線の途中の駅だったのが、常盤台。

”ときわ”という、読みにくい読み名も、好きな女優さんだったり
尊敬する社長だったり、気になっていた人の最寄駅だったりで、
なんとなく、名前が気になったりしていました。

今朝、大阪から飛行機にのったときに、
JALの雑誌に書いてあった「常盤色」。
この2月、花も枯れ、葉もおちた季節であっても
その緑はいとおしく、また頼もしいとか。
松や杉の常緑樹の葉の色のを常盤色、千歳緑(ちとせみどり)、
英語ではエバーグリーンという色のこと、と。
「いつまでも新鮮な」「衰えを知らない」という意味もあるとか。
含蓄のあるエッセイを読んで、すこし勇気をいただきました。

2月生まれの私自身、春になりかけのこの時期はやっぱり好きです。
中旬にチョコレートがもらえるからというのも、ありますけど。

10の位が繰り上がっても、見た目は、常盤色であらなければ・・・。


ヘモグロビンA1Cや血糖値の値がよくなく、眼科へ行くことになりましたが、
楽譜はずっと読めるようでありたいです。


ちょっとした余談・・・。うのもとひろ(Pf:Momiyama-Class)
モスバーガーの会社の社長さんのお話をうかがった人に聴きました。
アルルのアンサンブル発表会が毎年行われている成増が1号店ということは有名ですが・・・。

MOSという意味には、

MOUNTAIN(山のように気高く堂々と)、
OCEAN(海のように深く広い心で)、
SUN(太陽のように燃え尽きることのない情熱を持って)、

という意味があるとのことです。

たいへん感銘を受けました。
そういう風にありたいものですね。


バイオリン高橋先生クラス 片山
新年おめでとうございます。
1月3日夜、NHKニューイヤーオペラコンサートのあとの「未来の教室」をご覧になった
方はいますか。
指揮者チョン・ミョンフンさんが東京の公立小学校のオーケストラクラブを指導した
模様を伝えた番組です。
ビデオを撮り繰り返し見ています。
チョン氏曰く「先生と生徒の関係で重要なのは生徒の方です。生徒が何を学び取ろうと
するかが重要なのです。」
その言葉を裏付けるような生徒たちの真剣で生き生きとした眼差し。チョン氏の指導と
東京フィルハーモニー交響楽団の練習に見事に反応する彼らの演奏。
多いにやる気になってまいりました。今年もがんばりましょう。



先週の日曜日、「自由演奏会」に参加してきました かどた@Tp
 「自由演奏会(ホームページは下記)」の参加は初めてでした。35年の空白のあと、昨年5月
からまたトランペットを吹き始め9ヶ月。今日は36年ぶりの150人規模の吹奏楽の合奏の中で、なん
だろうこの空気は、と殆ど泣けそうなくらい感動していました。傍らの中学2年生の女の子が素晴らしい
音で吹いている、その隣で自分が吹いているなんて考えられないことで、最後の数回(5回だったような)
のリピート(「風になりたい」)、音が一つになって・・。最後(5回目のコーダ)高音のラの音が右で演奏
していた中学2年生が透き通った素晴らしい音であったこと、その音がまだ耳から離れません。
本当に素晴らしい時間でした。是非参加してみてください。
演奏曲目は
・ブロックM・ロンドンデリーの歌・グランドパッセンジャー
 (自由演奏会2004公募曲優秀賞作品)
・いい日旅立ち(NSB)・風になりたい new!・宝島の6曲。
当日は朝の9時30分に「かながわアートホール」に集まり、10時半から練習、14時半から本番で、
16時位まででした。その後、主催者であり、音楽監督であって「上野の森ブラス」のチューバ奏者、
杉山淳先生(bossjunと言われています)、やはり音楽監督の堺武弥先生(オランダ王宮管弦楽団
指揮者)も一緒に星川駅前の「とりQ」という居酒屋で打ち上げ(40人くらいで)。
是非、機会を見つけて参加してください。なお、杉山先生は弦も含めたオーケストラと吹奏楽の融合も
考えてられ、参加には特に管楽器にこだわることはなく、バイオリンでも、ビオラでもなんでも参加して
下さいとの事です。現に今回も、三味線のような沖縄の楽器や、コントラバスも参加していました。
「自由演奏会」は杉山淳先生が提唱して始まったものですが、その主旨をご紹介させていただきます。

【杉山淳の自由演奏会に対する野望】
 日本の吹奏楽は「コンクール」という目標が設定された「学校音楽」という枠組みの中で本当に
信じられないくらい、発展を遂げましたよね。素晴らしいことです。しかしその割にプロの演奏家が
演奏会やってもそれほど人は入らない、だけどコンクールで金賞を取ったバンドや、コンクールの参考に
なりそうな演奏会には人が入るってのが現状です。ううむこれはどうしたものだと、プロの演奏家である
私は考えました。まあコンクールの枠組みの中で生活はある程度成り立ちますけど、そんなことでよい
のだろうか?とも思ったのですよね。そこでこの枠組みから外れて行くところが無くなってしまった吹奏楽
小僧達をこちらに連れ戻そうと考えたのです。裾野を広げて、演奏家の地位を盤石なものにするという
音楽界のピラミッド建築にとりかかったのです。

 とにかく大人になっても音楽から足を洗わない社会を作りたい。引退などという文字は一切ない
音楽の様々な喜びに満ち溢れた社会に日本をしてゆきたいという大それた考えもあったりしちゃうわけです。

 そして1000にん規模を目指した自由演奏会2002は目標にはたりませんでしたが600人という
多くの皆さんの参加によって大成功のうちに終わりました。今までの吹奏楽フェスティバルに比べれば
少ない数とお思いの方も多いでしょう。しかし団体ではなく個人の参加によってこれだけ方が集まって
いただけたということは吹奏楽の歴史上極めてまれなことだと思います。これから先2000人、10000人
という数が集まれる要素となる演奏会でした。この大規模自由演奏会とともに、この打ち上げ花火に乗った
地方展開の自由演奏会が全国各地で開催されるようになるといいですね。

みんなで演奏しようよ!!
【自由演奏会ホームページ】
http://www.music-eclub.com/jiyuuensoukai/
【近々ある自由演奏会in藤野ホームページ】
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=JIYUU2002


「今年は念願のチェロをはじめることができました」
吉田 健一(チェロ:藤田先生クラス) 12月25日

今年は念願のチェロをはじめることができましたので一言お礼を申し上げたいと思います。
アルルのホームページと仕組みが無ければ多分一生チェロを始めることができなかった
のではと思います。(楽器の値段や練習場所など本当に敷居が高いんです!)

アルルに見学に来て藤田先生に初めてチェロを弾かせていただいた時、弓で弦を
”スギーッ”とこすっていると、「そうじゃなくて、チェロの音はこうですっ!」と私の手を
もって力強く圧力をかけて”ブウオォーーーン”という音を体感させてもらいました。
(今から考えると)楽器本体も鳴って、指とか身体、脳髄にまでびりびりと衝撃が走った
のを思い出します。私はドラムをやっているのですが、初めてドラムセットの前に座って
8(エイト)ビートを叩いた時の「おおーっ、これは!」という感覚とほぼ同じ
くらいの大変大きな衝撃でした。
ドラムはその後22年間続いていますが、皆さんによく言われる「ドラマーなんだから、
リズムはばっちりね!」(^_^)v はこの場ではっきりと「全く関係が無いようですっ
!」(-_-; とお答えしておきましょう。(実はいろいろ共通点がありますが)

最初は楽器(スズキNo.74の8番のチェロ)をお借りして家に持ち帰り、しかし家では
ほとんど弾かず(自宅はマンションの為、苦情が怖く、松脂を付けずにかすれるような音で
少しなぞってみる程度でした)、専らアルルで練習させてもらっていました。
程なくサイレンサーなどを手に入れ少しずつ自宅でも練習するようになりましたが、
アルルの楽器の習い始めの仕組みは本当にありがたかったです。

肝心のチェロの上達の方はウェルナー教則本は4週ぐらい同じページと進度は遅いですが、
これは年齢(40代)を言い訳にしたいところですが、単に練習不足なだけでしょう。
それにもかかわらず本当に熱心に忍耐強く教えてくださっている藤田先生にはとても感謝
しております。まことにありがとうございます。
毎週日曜のレッスンは私なりには上達を感じられますのでとても楽しいです。ただひと
つだけ気がかりが・・・。それは講師紹介ページで藤田先生のコメントに「楽しいチェロ
生活が・・・」とありますが、私の場合諸般の事情により「楽しいチェロ極貧生活」
となっています。(号泣)

アルルではおさらい会、アンサンブル発表会と人前で弾く機会もたくさん作って頂いて、
私はただ弾いているだけなので、いろいろとお気遣いいただいた星名社長はじめ先生方、
スタッフの皆さん、生徒の皆さんには大変感謝しております。
アンサンブルの練習はとても楽しいもので、先輩方もいろいろ教えてくださって、皆さんと
一緒で合奏の楽しさに夢中!といった感じです。早く来年のが来ないかなと思っています。

これほどまでにチェロにのめり込むとは思ってもいなくて自分でもびっくりしています。
(というのは嘘ですが)
大変覚えが悪く100回位は同じ注意を受けていますが、音符を弾き急ぐのではなく、
まずは調弦、音程、譜読み、音楽自体の理解など基本的なところをあせらずじっくりと
取り組んでいきたいと思います。(いつかは「オーケストラで年末に第九を演奏する」
と心に描いていますがいつになることやら・・・)

今年はことある毎に「私は初心者です」を言い訳にし、「ドラムもやってるんで」と逃げ道を
作って自分を甘やかせてきましたが、来年からは出てくるチェロの”音”で勝負(?)できる
ように、また自分自身のチェロ、音楽に対する姿勢を表現できるようにしたいと思います。

アルルの皆さん、本年はありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。


今年もあと少しですね 真理子(声楽 田崎クラス)12月24日
真理子と申します。今年もあと少しで終わりますね。
私にとっては、アルルとの出会いがあって、新しいことに挑戦したりと
すごく変化のある1年だったような気がします。
多分、何年たっても忘れられないと思います。
来年も、いろんなことに前向きに頑張りたいななんて思いました。

今年はやった「世界に一つだけの花」の歌詞に、「ナンバーワンよりオンリーワン」
(スペルは自信がないのでカタカナですみません)という歌詞があって、私も来年の
目標はこれだなって思いました。
来年も、また宜しくお願いします。

まとまらなくなりましたが、この辺で。