HOME > MENU > 交流掲示板 保存版

練習してますか 星名
私はこのところ用事が立て込んでいて練習が思うように出来ていません。一昨日は
浜松のヤマハ本社までアルルの1階のスタジオに入れるグランドピアノを選びに行ってきました。
新幹線でわざわざ行って、私は選ぶのに2分かかりません。選ぶのに音も出しません。
結論を出してから音を確かめますが、当然結果は同じです。ヤマハ本社には全国から選定に
来ますが、時間が短いのは私が日本一でしょう。直ぐに私は東京へと引き返しました。私は
暇そうに見えて忙しいのです。
では、管楽器を見て良し悪しを選べるか?  出来ません。弦楽器は出来ます。ピアノも弦を叩く
弦楽器ですから選び方は同じです。その前には、やはり、スタジオに置くコントラバスを輸入元まで
出向いて選んできました。弾けないのにどうやって選ぶ?元々ギターを作っていた私には簡単な事です。
山に登れば、良い音が出そうな木は見れば分かります。
これ以上書くとますます信用されなくなるのでこれでおしまい。



路上ライブ擬似体験 星名 10月8日
アルル1階のスタジオがガラス張りで出来ています。昼間は中が良く見えないのですが、夜は
照明をつけると中がまる見えになります。そして、現在は中ががらんどうなので実に良く響きます。
それで、先日の夜、トランペットの練習を1階のスタジオでしていたら、殆どの通行人が振り向いて
見て通るんですね(周囲が暗いのにそこだけ明るいので)。だんだん路上ライブをやっている気分に
なってきて、演奏に熱がこもりノッテきました。いつもより色っぽく不思議とうまく吹けるのです。
抑揚をたっぷりつけたりして・・・。そしたら、とうとう通行人の一人が立ち止まりました。そして、
しばし動かずじーっと見つめています。私はタレント気分になり、ますます調子に乗り、遂にうまく吹く
コツをつかんでしまいました。この話(見つめられた事)をある先生にしたら、「音は聞こえていたの?」
実は厚いガラスが二重で外は車の音がうるさいので、私の音は見つめていた人には聞こえていなかった
のです。その先生に納得されてしまいました・・・


浜辺の結婚式  星名(8月25日)

この夏、海で泳いでいたら海の家の中にグランドピアノが見えました。近寄ってみたら、丁度結婚式が
始まったところでした。何しろ、浜辺の海の家ですから公開されています。関係ない私が立ち会って拍手を
してしまいました。馴れ初めから何もかもみんな聞いてしまいました。
台風が来たら中止になるのによくこんな所でと感心しました。夕方4時位でしたが、夜8時頃ジョギングの
帰りに通ったらまだやっていました。もちろん、ネクタイ姿はなし。集まっている方達は、アルル内では
全く見かけない風貌の方達でした。同じ日本民族とは思えない位。先方から見ればクラシックファンの方が
独特の雰囲気なのかも知れませんが。余計な話ですが二人とも芸能人並みのルックスでした。


真っ直ぐな坂道  星名(8月11日)
 暫く森にこもってパソコンから遠ざかっていました。約10年浅間高原に通い、時々気分転換をしています。
いつもは車を利用するのですが今回は初めて電車で行きました。行きは万座鹿沢口駅からタクシーで行き
ましたが、帰りはバスを利用する事にしました。森を抜けて少し歩くと真っ直ぐな坂道に出ました。見渡す
限り真っ直ぐで、その坂を登り切った丘の向こうにバス停があります。人っ子一人歩いていない道をひたす
ら歩きながら時々後ろを振り返り前方と後方の距離感を目測します。しかし、かなり歩いたつもりでも、前方
に見えている丘はなかなか近づいてきません。いつもは車で坂道である事にすら気がつかずアクセルを踏み
込んで一気に通っていた道ですが、自分の足で歩くとかなりの勾配である事を実感します。又、車を運転して
いる時は道路しか見ていませんでしたが、周囲を見渡すと、右手の空の向こうに山また山の大パノラマが
広がっている事に気がつきました。これはまさにハイキングです。前身に汗をビッショリかきながら、9月の
ポピュラー発表会で歌う歌を歌いながら歩きました。何しろ浅間山の山麓で人家はないし、人も車も通りません。
どんなに大きな声で下手な歌を叫んでも誰にも聞こえません。完璧な防音練習室です。

 後ろを振り返るとやっと中間位の所まで歩いた事に気がつきました。半分まで歩いてからは、丘がぐんぐん
近づいてくるのがわかりました。こうして約1時間の徒歩の旅は終わり、私はたどり着いたバス停で軽井沢行き
のバスに乗り込み高原に別れを告げ東京へと向かいました。

 視界が続く限り何所までも真っ直ぐな坂道・・・東京にはありませんね。
坂の向こうには果てしない青い空が広がっていました。


海水露天風呂 8月5日 星名
 私は夏の暑さは思考能力失わせてくれるので好きなのですが、昨今の夏の暑さはちょっと異常です。
実は涼しくする為のクーラーが東京を暑くしています。エアコンは熱交換ですから、冷やした分だけ室外機は
熱風を放出しています。東京中のエアコンを止めれば東京の気温は2、3度下がるのではないでしょうか。
 先日、カヌーで長者ヶ崎(葉山の御用邸の近く)の先端の岩場に行ったら、岩場の浅い所に溜まった海水が
お風呂のように温かくなっていて、すっかり露天風呂気分を満喫しました。山の温泉より気持ち良かったです。


夏がやってきました 星名(7月22日)
 先日1年ぶりにカヌーで海に出ました。久しぶりに着るライフジャケットのチャックが閉まらなくて
困りました。海は日本の遥か南を横切っていた台風の影響で波が高くかなりスリルがありました。
そして、浜辺で休憩して戻る時には閉まらなかったチャックが簡単に締まりました。やはり自然相手の
スポーツの運動量は、室内で通販で購入したトレーニングの道具で運動するのとは比較にならない
エネルギーを消費するようです。それと同じ事は音楽でも言えます。一人で毎日メトロノームを友達にして
ひたすら練習をしてもさほど上手くなりません。上手くなっても、いざ発表会となると緊張して自滅して
おしまいです。ではどうするか、仲間を得て一緒に練習する事です。具体的には、秋のアンサンブル
発表会に参加して、アンサンブル、連弾、室内楽を体験するのが良いです。必ず、一段階レベルアップ
します。ポピュラー発表会にも参加すると良いです。伴奏は、ピアノだけでなく、ドラム、ベースが付きます。
声楽の人はミュージカルを歌うと良いです。ピアノだけの伴奏とは全く違う迫力があります。山崎クラス
トランペット隊は「無理やり隊」と名称を変更して、聴かされる人の迷惑はお構いなしに何所にでも
出没して吹きまくります。請うご期待。


街角スケッチ  星名
先日、秋葉原で音楽が聞こえるので音の方に行ったら、南米のグループが「通行の邪魔に
なるので広場の使用を禁止する」という立て看板の前で演奏をしていた(注、彼らは日本の
文字は読めない!)。日本人は遥か距離をおいて遠巻きに立っている。私は彼らの目の前に
行き、置いてあったCDを物色し、民族楽器を手に取り演奏に挑戦(音が出ない!)。
大枚を叩いて色々買い、曲もリクエスト。すぐに私の為に数曲演奏してくれた。勿論、置いて
あったカバンにも寄付。ライブハウスに行かずに素晴らしいライブが楽しめました。


無事生還しました 星名 6月9日
 ベルリオーズの幻想交響曲第五楽章の悪魔の裁判を、持ち前のポーカーフェースで
乗り切り、無罪という事になりまして無事生還しました。(本当はクロだったのですが)

 一週間動けず休止していたトランペットの練習も再開しました。
一週間休んだだけであっという間に高音が出せなくなるんですね。
しかし、6月11日(土曜)2時からのおさらい会で「帰れソレントへ」で高音を吹きますので、
今、必死でコンディションを戻しています。場所は倉田スタジオです。
昨日、声楽の小宮先生のレッスンも受けましたので期待して聴きに来て下さい。
去った人に、「僕のところへ戻って来ておくれ」と歌う、未練がましい曲です。
今回のおさらい会は、ピアノ、バイオリン、チェロ、声楽、ビオラ、トランペットと色々な楽器が
参加します。特にチェロは非常に上手な人が参加します。ピアノ伴奏も今回は強力な助っ人が
参加します。弾かない人も是非聴きに来て下さい。生徒のサークルの企画ですのでクラスは
関係なく誰でも参加できます。

雨の銀座 星名(5月30日)
 雨の昼下がりの銀座を歩いていたら、O型の血液が緊急に必要との立て看板が目に
入った。応募したところ「400ml採ります」と言われた。400とはあのビールの500の缶と
ほぼ同じ・・。私は血を見るのが非常に怖いのでジーッと目を瞑っていた。
意外と平気だったが、「はい、終わります」と言われて、機械が止まる音が響いた。
その瞬間恐怖は訪れた。今まで何とも無かったのに、突然息が出来なくなり喘いで、胃は激しく
動き吐き気がする。慌てた看護士さんが呼びかけてくれたが返事をする事が出来ない。
目を開ける事も出来ない。直ぐに脈を確かめてくれたが、看護士さんが離した私の腕はダラリと
垂れ下がった。

 実は、午前中、ヤマハでトランペット講座の講習会があり、ベルリオーズの幻想交響曲を
鑑賞していた。幻想交響曲とは、若い女性に一目惚れした男が遂に気がふれて、罪を犯し、
断頭台で処刑されるという物語を情景描写した音楽で、金管が大活躍する有名な交響曲だ。

 いつの間にか私は幻想交響曲の主人公になっていたのかも知れない。第四楽章の終わりに
低い音が響くが、あれが刑の執行の瞬間を現し、その後にトランペットが鳴り響き、昇天を告げる。
第五楽章は主人公が地獄で裁判を受ける様子が描かれている。
しかし、今、私の頭は無事に胴体とつながっている。

 帰りは銀座から目白までタクシー。随分高い献血となった。


復活 星名(4月5日)
 発表会の疲れが取れなくて、思考能力ゼロ、顔がはれて目がしっかり開かない状態が続いて
いました。一週間パソコンも手につきませんでした。今年は、発表会と同時進行である大きな
仕事を抱えていましたので、両方で神経を使って大変でした。発表会が終わり充分休んでいるの
ですが一向に回復しませんでした。もう一つの仕事も一段落したので40日振りに葉山に帰り
海からの本物のマイナスイオンに囲まれたら一辺で疲れが消えました。久しぶりに泳いで
きましたが水はまだ冷たくて海水浴には早かったようです。誰も泳いでいませんでした。
しかし、冷えた体で入るお風呂が実に気持ちがいいんですね。勿論ジャグジーです。
東京の寝室でも電気的にマイナスイオンを発生させているのですが、はやり本物と偽物では
次元が違うようです。疲れた時は海がどんな薬よりも効きますよ。泳いだら風邪も治りました。
プールでは駄目ですよ。我々は海から誕生したのですから。


楽器よもやま話に当たって 星名
最初にお伝えしなければいけない事があります。
それは、全ての楽器には重大な欠点があるという事です。
分かり易い例をあげると、ピアノは一度発した音をだんだん大きくする事が出来ません。
バイオリンは人の声の様に音を自由自在に操る事が出来ますが、如何せん音程を奏者が
決めなければならず初心者にはどうにもなりません。

そして、楽器は人間そのもであるということです。

欠点の無い人はいないでしょう。性格、容姿等で何の悩みも無い人はいないでしょう。
しかし、気がつかなければいけません。欠点の向こう側には長所がある事を。

人類数千年の歴史の中で遂に人は、全ての楽器の欠点を克服し全ての楽器の長所を集めた
楽器を作り出しました。エレクトーンというヤマハの商品名で代表される電子楽器です。
人間でいうなれば人造人間サイボーグです。サイボーグは、疲れを知らず、失敗もなく、悩みもありません。
しかし、何もなければ喜びもありません・・

楽器は人そのものです。完璧な楽器は一つもありません。
どの楽器も大きな欠点、そして、それを遥かに凌ぐ大きな長所を持っています。
欠点は隠し味となりその楽器の長所をいっそう引き立たせます。
全ての人に魅力があるように、全ての楽器に魅力があります。




交流掲示板 保存版 アルル音楽学園
       

アンサンブル発表会無事終了 星名(12月4日)
アンサンブル発表会が無事終了しました。年々レベルアップしていますので客席で聴いて
いてとても楽しめました。音感、リズム感は子供の時に身につけるのが常識ですが、それは
専門家への道を歩む場合であって、趣味レベルでは大人になってからでも少しづつ成長出来る
ことが分かりました。ユリニアオーケストラ(生徒のオケ)のメンバーをみても、アルルに全くの
初心者で入会した人達が大勢います。もちろんアルルにもう数年以上通っている方達ですが
大人から始めても頑張ればかなりのレベルまで行けるという事を、アンサンブル発表会が証明
しました。まだ参加していない方は来年は是非参加して下さい。来年は大ホールが取れました
のでユリニアは弦パートの人数を増やす予定です。

やっと正気に戻りました
 アンサンブル発表会を終えて帰り、いつもより長い風呂から上がり、気分転換にカーテンを開けて
冷たい風を浴びようと窓を開けた。月夜に浮かぶ濃紺の海も、波間に漂う月の光も無かった。
見えるのは家の屋根とアンテナの群れだけ。葉山に帰りたかったのに車を運転する余力がなく
帰れなかった。「ここは東京かぁ」と気がついた。
私は発表会の前日は、緊張と、いつもの自分の生活の時間と全く違う時間に起床する為、気に
なって殆ど眠れません。又、自分が発表会でトランペットを吹いた日は興奮して全く眠れなくなります。
発表会は楽しいのですが、いつも私は限界に達します。この一週間このページを覗いてくれた方は
多かったと思いますが、私はやっと通常の神経を取り戻しパソコンのスイッチを入れる事が出来ました。
この一週間は呆然として何も手につかない状態でしたが、ダビングだけはせっせとしました。
3時間近いビデオなので一日何回も出来ないのですが、来週中には全員分終えます。 星名



指揮者とプロオーケストラ奏者の反応
 先日テレビで見た貴重な映像を報告します。当時まだ子供だった五嶋みどりのヴァイオリンの
の弦が突然演奏中に切れました。それに気がついた指揮をしていたバーンスタインの両手が
ピタッと止まりました。と、同時にオーケストラの音がピタリと止まり、指揮者と演奏者全員が
ビデオの静止画のように全く動かなくなりました。動いているのはコンサートマスターから
ヴァイオリンを受け取った五嶋みどりだけ。僅か数秒間の映像ですが、写真のように全く動かない
指揮者と団員。皆、演奏途中の妙な姿勢のままです。その手前で動いている五嶋みどり。
確かにビデオが止まっているわけではありません。もっと驚いたのは五嶋みどりがヴァイオリンを
構えたと同時にバーンスタインの両手が動き、同時にオーケストラはさっき止まった次の音符から
一斉に演奏を再開しました。

 某アマチュアオケで指揮者の両手が突然止まったとしたらどうなるか・・
気がつくのは休符の人だけだったりして・・        星名


発表会の仕上がりは如何ですか 2月21日 星名


 ここ一ヶ月ほど別な事に時間を割いていて、トランペットの練習も休止状態が続いていました。
しかし、昨年懲りたので今回は早くから準備したのと、昨年どうしても使いこなせなかった高音を
今年はハードルを下げて、音域を下げたのでどうにもならない状態ではないです。
今回はオペラの歌を吹くので、歌の先生のレッスンを受けました。歌の伴奏は歌い手が楽譜通りに
歌わないので非常に難しいと聞いていましたが、それが歌の先生のレッスンを受けて良く分かりました。
歌ですから音符に歌詞がついています。
この音は「ああ〜」、次の音は「神さま・・・」
なるほど、そう言う台詞がついているのでは楽譜通りのリズムが当てはまる分けがありませんよね。
好き勝手に伸ばすのは感情の趣くままですから息が続けばどうにでもなりますが、しかし、ピアノ伴奏と
合わなくなります。この話をバイオリンの先生に言ったら、体で後ろにいるピアニストに合図を送るのだ
と言われました。なるほど、ソリストはやたらと上体を揺り動かして演奏しますし、歌手も両手を広げたり
上げたり、閉じたり身振りが大きいですが、あのプロの音楽家の体の動きにはリズムのサインが込められて
いたんですね。知ってました?
しかし身体を硬直させて頭の中で「1、2、3、4、」と呟くのがやっとでは体を動かすのは難しい!!

誰もいないスキー場 星名 2月6日(2005年)
「誰もいない海・・」という詞の歌がありました。夏にあれほど海水浴で賑わった海も秋になり誰もいない・・。
恋の終わりの歌だったように記憶しています。先日スキー場で貴重な体験をしました。
夕方、最終に近いゴンドラに乗り、さらに終刻のリフトを乗りついで頂上へ行きました。そして人が行かない
コースへ行き、しばし急斜面を下りてから隣のゲレンデへと連絡コースを滑りました。隣のゲレンデの頂上へ
出るといきなり視界が開けて、見渡す限りの白銀の大パノラマが目に飛び込んできました。そのゲレンデは
とても広く見渡す限り雪の大地が続きます。ふと気がつくと人は誰もいません。360度広大な雪原で誰一人と
していないのです。誰もいないスキー場は初めてです。そのゲレンデは先にリフトが止まっていた為もう誰も
いなかったのです。暫く快感を味わいながら滑っていましたが、次の瞬間激しい孤独感に襲われました。
誰もいない。でも一人だけいるのです、自分だけが。


コオロギが鳴いてくれた
 猛烈な猛暑もコオロギが何処へやってくれたようだ。夜、窓を開けるとコオロギの
合唱が聞こえる。私は暑いのが好きなのだが、それは、あの暑さが思考能力を
失わせてくれて、やな事、悲しい事も忘却の彼方に押しやってくれるからかもしれない。
涼しくなると色々な事を思い出してしまう。

 涼しさと共に、寝不足のオリンピックも終わろうとしている。タイムを競う競技は実力勝負
かも知れないが、審判に委ねる度合いが多い競技は運不運が付きまとう。女子レスリングは
審判の主観により、不利な体型を命じられ、その結果逆転されて二人が金を逃がした。
その内の一人は、OKのホイッスルが鳴る前に投げられた。投げられて当たり前である。
しかし、ホイッスルの前に投げた選手のファールは問われる事無く相手の金が確定した。
会社に勤めても、上司に恵まれるか、上司と相性が良いかは大問題だ。
出世の人事を握るのは上司だが、実力があっても妬まれる事もある。
オリンピックで人生の縮図を感じているのは私だけでしょうか。

 冬のソナタの再々放送が終わり、あのテーマの練習を始めた。
「何処(の場面)で泣くの?」と笑うのは簡単だが、世の中には、テレビの画面が(涙で)見えなく
なってしまう人もいる。人生色々・・、小泉首相も言っていた。
興味がある人は9月26日のポピュラー発表会を聴きに来てください。 星名



雷と花火 星名(8月18日)
 強烈な猛暑も40日で一休みしましたが、又、暑さが戻ってきました。
今年もアルルのメンバーが葉山の私の自宅に遊びに来ましたが、あれだけ続いた晴天が
15日は朝から雨。結局海には出られませんでした。
しかし、前夜の相模湾の景色を一望しながらの屋上でのバーベキューは好天に恵まれました。
先生や先生のご主人、生徒さんも色々な楽器のメンバーが参加して、アルルをやめた生徒さんも
遊びに来ました。生徒の息子(小学生)さんがバーベキューの前に、目の前の海で釣った魚を
を焼いて食べましたが、これが実に美味かった。食堂では一度も経験した事がない味でした。
泊まり組みは語り明かすのかと思ったら、酔いつぶれてさっさと寝てしまいました。

 17日は町の花火大会でした。平日でしたので情報を公開していませんでしたが、アルルの
先生と友人が遊びに来ました。朝から怪しい天気でしたが夕方から雨。アルルの人が来ると
天気が崩れる事が非常に多い。実は葉山は地形の関係で晴天率が非常に高いのですが、
アルルの人が来ると悪くなる。相模湾を真っ赤に染める夕日も私は一年中見ていますが
アルルの人は殆ど見ていない。 花火は小雨決行でしたのでカッパをかぶって屋上へ。
7時ピッタリに小さい花火が上がったがそれっきりになった。雨の中じっと待っていたが一向に
上がる気配がないので、中止だったらけしからんと思って町役場に電話をかけたら
「7時半からですよ」との答え。私は自分の思い込みで各方面に抗議する癖がある。
雨と言っても時折ぱらつく程度でしたので、目の前で着火から上がって行く様子が全て一望
出来る最高の特等席(屋上)で見ていましたので、花火の醍醐味を120%楽しめました。
凄かったのは、人口の花火を圧倒し、天然の花火、稲妻が大空を駆け巡る事でした。
花火がドーンと開くと、比較にならない大きなスケールで雷光が走り、ガガーンと雷鳴が
響き渡ります。雷の光と音にかなりの時間差があったので安心していたのですが、足がパチパチと
音を立てて痛いので何だろうと思ったら、素足を濡れているウッドデッキの床に近づけると音を立てます。
放電していたのです。この放電は、雷が落ちた時という事でなく、ずーっと続いていました。
皆さんはどんな夏休みでしたか?


2005年1月1日 星名
 大晦日と元旦に雪が降る珍しい年末年始となりました。東京では雪が降るとニュースになり
交通が混乱します。しかし、雪の地方ではいつもの事に過ぎません。東京と地方の常識はかなり
異なります。この雪で私は長靴を履いてアルルへ行きましたがかなり珍しがられました。でも、雪の地方
又は漁師町の葉山では極自然な格好です。又、東京では外出する時、寝る時はストーブを消さないと
怒られますが、寒い地方では消したら怒られます。そう、24時間点けっぱなしで春が来るまで消しません。
東京の人間には「エッ」と思うかも知れませんがそれが常識です。しかし、暖房費はそれほど無駄では
ありません。お風呂でも毎日冷たい水から沸かす光熱費と、沸かしたお湯の温度を維持するだけの
光熱費はさほど変らないはずです。勿論、寒い地方の家は窓が二重だったり、窓を小さくしたりと熱を
逃がさないように工夫していますが、東京の家はそういう事を考えて設計しないので寒いですね。

 今日、仕事を終えて午前1時頃に帰宅する時に雪は固まっていませんでしたが、寝る前、午前4時頃
外の様子を見たら雪はすっかり氷って固まっていました。

 年末に大勢の方が私に年末の挨拶をしてくれますが私は無愛想な顔をするだけで殆ど返事をしません。
どういう意図で挨拶をするのか私には理解出来ないのです。
「良いお年を」と言われても、私は「そんな事分からないじゃないか」と心の中で呟いています。
みんな誰もが努力しています。楽をしている人はあまり努力をしませんが、苦労している人こそ人一倍
努力をしています。しかし、中々思い通りに行かないのがこの世の常です。「良いお年を」と言われても、
預言者でもないのに何でそんな事が分かるんだ?と言い返したいのをぐっと堪えて、あの聞こえているのか
いないのか分からない無愛想な顔をするわけです。先の事は誰にも分からないはずです。
又、私の概念では時間は常に連続していて切れ目はありません。
挨拶をされても、「どうせ又会うのに」と私は心の中で思い、殆ど返事をしません。
それと、ここ数年私には正月が無くて・・今日もこれから溜まった仕事をしにアルルへ行きます。
今年の私の夢は仕事が暇になる事ですが、3月の発表会の申し込みも例年より参加者が数十人増えまして
八日間にわたり行いますが、来年はもう一日増やす必要があります。ますます忙しくなりそうです。

大晦日は練習で年越しの生徒さん達とワインで乾杯をしました。先ほど年賀状を取りに行ったら
元旦から、弾き初の生徒さんが大勢来ていました。

私の今年のもう一つの夢は、うまくなること、何がって? トランペットですよ。

取れるか夏休み
今8月9日の午前2時15分です。本当は昨日から夏休みで東京にいないはずでしたが、
仕事が終わらずまだ東京にいます。先日、深夜に帰る時に、道で空き缶を整理している
人がいたので、私が手に持っていた空き缶を「捨てていいの?」と入れたら、「ありがとう」と
お礼を言われました。それから、しばし雑談をしましたが、空き缶を集めて売っているそうでした。
何でも、役所が買い取る値段の?分の一でしか買ってもらえないそうです。と、言う事は、
役所の仕事をこういう民間人に任せればコストは劇的に削減出来て、新たな雇用も出来、我々が
納める税金の無駄使いも減らせるなと思いました。
しかし、役所は現在、彼らを法律上窃盗扱いしています。無駄は何処にあるのでしょうか。
彼の話では、缶をペチャンこするのに一晩で8000個の缶を足でつぶすと言っていました。
しかし、飲み残しが多く、足はジュース、ビールでべたべたになり、匂いが取れないといと
言っていました。風呂は無いそうです。
家でやるの?(つぶす)のと聞いたら「公園だー」「ホームレスだからなあ」と言っていました。
就職すればと言いましたが、60代では「何処も雇ってくれないよー」と、おじさんは大量の
空き缶と共に去って行きました。私はアルルに戻り、通信販売で買った空き缶つぶし器を持って
後を追いかけて、試してもらいましたが、
「これじゃあ時間がかかる」「終わらない」「足の方が速いなー」と、丁重に辞退されました。
私が責任者でしたら、当然、民間で出来る事は役所から取り上げます。それにより、税金の節約、
社会の活性化、鋭意工夫が生まれます。活力を失ったら終わりです。税金のぶん取り合戦の
役所の古い体質、政治では景気回復は望めません。悪化させるだけです。
今後の日本にどんな発想が必要か、考えさせられた一夜でした。 
私は、日本で孤軍奮闘している代表者を思い出しました。
ちなみに、アルルはバブルがはじけてから猛烈に忙しく、今でも受け付けの
破れて綿がはみ出した椅子を買い換える暇がありません。
しかし、ちゃんと座れますから安心して座って下さい。星名

虫刺されの特効薬
薬局も病院も教えてくれない、しかもどんな薬よりも完璧に効いて、副作用無しの
お金のかからない方法を教えます。特にクラゲに刺された時は市販の虫刺されの薬は
全く効きません。方法は簡単です。47度以上、50度近い高温のシャワーを振りかけます。
直にかけると熱いので振りながらかけるのがコツです。その後水をかけます。これをゆっくり
時間をかけて3回繰り返します。これを、一日に3回位行います。刺されてからこの治療をする
までの時間が短い程有効です。しかし、まる一日経ってからでも充分効きます。これで、後で
ミミズ腫れになり、跡が残るほどの強烈なクラゲでも大丈夫です。これは、私の、葉山でのクラゲ
との十年に及ぶ戦いの歴史で発見した治療方法です。ある時、9月に泳いでいてクラゲの大群に
当たってしまったことがあり、その後薬を塗れば塗るほど悪化し、一ヶ月位眠れないほど苦しんだ
時に、薬では治せないと悟り、偶然見つけた治療法です。完璧に効いて副作用無しです。
病院、薬局では絶対に教えてくれません。商売にならないからですかね? 星名


自宅に引き篭もっていました 星名
21日〜23日と自宅にこもっていて宇野さんの投稿を確認するのが遅くなりました。
考えて見ると我々は時間という乗り物に乗っています。
その乗り物は決して停まってくれません。
引き返す事も出来ません。未来への片道切符しか渡されていません。
しかし、<思い出号>に乗ると、いつでもどこにでも引き返す事が出来ます。
<思い出号>は、いつでも、どこでも、あなたが乗るのを待っています。


音の絵  うのもとひろ(Pf:Momiyma-Class)
あっというまに・・・は、もうすぐ桁がかわったら、書かせていただくことにします。
ときどきこの掲示板を見させていただいていますが、目白の教室の階段をあがったり

降りたりしているだけは知らないこともあり、うれしい限りです。

12月13日の日は催しが重なったりしたにもかかわらず、
いろんなところへいろんな人が・・・。アルルのキャパシティの広さを改めて感じました。
その日、天気もよかったこともあってか、落ち葉がほんの少しになりそうな上野公園の
お散歩つきでのピアノの演奏会を見に行きました。
ちょうどアルルへ習いはじめたころに聞いた「音の絵」という曲を聴いて、
いろんなできごとを思い出していました。


ドレスデン、エルベ川。今日もバイオリンの先生の新聞記事の紹介で、
バッハイヤーだった3年前、旅行したときのことを思い出しました。
ライプチヒから夜遅くクララ=シューマン号という特急に乗って
ドレスデンへ向かうはずが、その日に走っていないことに気づき、別の特急に飛び乗って、
女性のきびきびとした車掌さんにお説教されたことを思い出しました。

ドレスデンは、ドイツ人にとっては、日本でいう広島・長崎のようなイメージのある土地で、
観光案内のバスにのってまわっても、いまだ第2次大戦の影を残しています。
街を歩いていもそれがはっきりわかりました。
そんななか、数年前にゼンパーオーパーというオペラハウスが、ようやく元通りに戻ったとか。
なんとかもとどおりにしたいいう思いが伝わってきました。
ドレスデンのエルベ川の公園はいまでも目に浮かびます。黄色い壁画も目に浮かびます。
冬の寒さは厳しいでしょうが、そういう季節にも訪れてみたいです。


今年もあと10日となりました。おかげさまで、クリスマスのころ、特に予定がなければ
年賀状をかいているという、ごく普通の生活を過ごせそうです。いろんな方に感謝です。
街はクリスマスツリーばっかりかと思いきや、家の近所の神社の前では、
もうはや、謹賀新年七福神祭りのちょうちんが限られていて、なんだか自分と同じような
感じがしました。

BGM:マーラー3番 NHK交響楽団 指揮ゲルギエフ 


ウィリアムズ・・・症候群 星名
 
先日のテレビ番組で人の心の特集番組を見た方は多いと思います。その中で、別名で妖精と
言われる、ある遺伝子が不足している人達の紹介がありました。その時は分からなかったのですが
私は、その病気(病気と言ってよいのかどうか・・)の人と過去に一度だけ接している事を思い出しました。
妖精の言葉どうり、その人達の特徴として、身体が非常に小さい、目が大きくクリッとしてとても可愛い。
性格としては、人を疑る事が出来ない、本心を隠す事が出来ない、嘘がつけない、人を欺けない。
その行動の特徴としては、人と目が合うと微笑む、人と話す時に非常に接近する、どんな初対面の人にも
異常な親愛の態度をとる。私の最初の印象は「何だ?この人は・・」でした。そして、その人は、ヨーロッパで
ある人と懇意だった事を説明しました。そのある人とは、私が仲が悪かった人と仲が良かった人で、
私としては、<敵の敵は味方>の反対で、<敵の味方は敵>で、その敵と懇意だったその人に不快感を
感じました。しかし、妖精に、敵、味方の概念はありませんし、その人にとって、目を合わせて言葉を交わす
相手は全てが無二の親友なのです。しかし、普通の人は目に見えない壁を持っています。その壁を取り
払うのはよほど親しくなってからです。妖精には壁がありません。常人にとってはその事そのものが既に
異常です。

 後日、その人の知人から聞いた話ですが、あるコンサートで、その人がすっかり感動してしまい、
「演奏者に千円渡してくる」と言い出したそうです。千円の金額の理由は「今これしか持っていない」と
いう事なのですが、知人みんなで止めました。演奏者は音楽大学の教授でもあります・・。
その人は、「気持ちを伝えたい」と言い張りました。

 テレビ番組では、その妖精達が大きな目から涙を零しているシーンが写し出されました。
現実社会では、その病気の純粋さ加減を、からかったり、利用したり、騙す人間がいるのです。
人間は進化の過程で遺伝子が増えました。そのある遺伝子が足りない人達は今の社会では
病気なのです。本当の病気はどちらなのでしょうか。


ああ〜あ 星名
葉山で10年間気になっていたお魚料理のお店がありました。
今まで入らなかったのは、いつも順番待ちのお客さんが外で待っていたからです。
先日はたまたま待っている人がいなかったので入ってみました。
焼き魚を注文し、「お時間がかかります」と言われ、これは遠赤外線の炭火焼きに
違いないと期待に胸を膨らませました。先に、ほうれん草のおひたしが出されました。
食べたら、ビックリするほど美味しい。素材のままで調理しているわけではないのに
今までどの店で出されたおひたしよりも美味しかった。更に期待が膨らむ。
やがて、焼き魚が運ばれて来ました。
湯気を立てている魚に目の前のビンを手に取り、勢いよくかけた。
「アー!」ソースでした・・。何で魚専門店にソースが・・・
店に文句を言おうかと思いましたが、しばし考えて、ソースをティッシュで拭き
小さい急須に入っていた醤油をかけました。
ソースと醤油のブレンドの焼き魚・・どんな味がしたかは聞かないで下さい。


焼魚からカスタマイズ、でもやっぱりピアノの話
もときしんぺい(ピアノ、粟山クラス)

星名さん、醤油とソースをブレンドしたのがかかった焼魚、案外おいしかったんじゃないですか? 
今度ケチャップもかけてみましょう。試行錯誤をやっているうちにすごいソースができるかも
しれないですよ。できたら「アルルソースDX」とか何とか適当に名前つけて売ってしまいましょう。

自分好みに調整・設定することを、システム用語で「カスタマイズ」といいます。
楽器の世界だと・・・たとえば木管のリード。カスタマイズの最たるものでしょう。
金管のひとは唇の形(「アンブシュア」って言いましたっけ?)・・・自分の体をカス
タマイズしなければならないから、これも大変。
弦楽器も、よくわからないが、糸をかえたり弓をかえたり、ヤニ塗ったり本体までかえ
たりでカスタマイズ(本体かえるのも「カスタマイズ」っていうのかどうか微妙ですが)。

そこへいくとピアノはすでにカスタマイズされた楽器を弾くだけで、楽といえば楽な商売(?)です。
暗譜さえしていれば、手ぶらでいいですし。暗譜していなくても楽譜だけでいい。
でもこのお気楽さ、ピアニスト自身が楽器をカスタマイズできないリスク(こんなこと
言うと調律師の方に怒られるかもしれませんが)と背中合わせでもあるわけで、
実際舞台で音を出してみて「え、ウソ」と一瞬うろたえることは、あります。
特にでかいピアノ・・・フルコン(フルコンサートサイズ)のピアノは低音が豊かなも
のだから、右手のメロディーがかき消されてしまう・・・練習不足?
もちろん「おおっ!!」とうれしくなるピアノもある。
もうミスタッチしてもダンパーペダル踏みっぱなしでもうれしい。そんなピアノもある。

でも、「え、ウソ」なピアノも、弾いていくうちによくなることが結構あって、これも不思議。
去年の夏、実家に帰った折、実家にはピアノがないため近所のお宅にお邪魔してアップ
ライトのピアノ(「MIKI」というブランド。ご存知の方いますか?)で練習させてもらった
ときのことです。
そこのお宅の娘さんが、高校を卒業してから一度も調律もしていない(10年以上!!)
というすごいピアノで、なるほどペダルはミシミシ言うし、それどころか緑色のフェルトが
モロモロと足もとに落ちる。ピアノの鍵盤も押したら戻ってこないところがある。
音がくぐもっている。調律してないから当たり前だけれど和音が決まらない。
ピアノ借りている身でこういうこと言うのも何ですが、正直、がっかりしました。
グランドピアノが弾けるアルルの恵まれた環境との落差も手伝っていたのでしょう。
それでも何日か「インヴェンション」の猛練習を続けているうちに(その頃は第4番に
取り組んでいました。「インヴェンション」全15曲中、最も好きな音楽です)、だんだん
ピアノがよくなってきた。
弾いているうちにアクションが軽くなめらかになった、弦に付着していたサビが落ちた、
ピアノの内部の空気が動いてホコリがとれた・・・いろいろ理由をつけられるかもしれない
けれど、きっと気持ちがピアノに通じたのでしょう。
「こんなオンボロピアノから、そんな音が出てくるとは思わんかった」
と、そのお宅のご主人と奥様に言われたときは、うれしかったなあ。
気持ちでカスタマイズできることもあるんですね。

この「事件」以来、「え、ウソ」なピアノにあたっても、落ち込まないようにしています。
そりゃまあ、実際は、やっぱり一瞬がっかりしますよ(笑)、がっかりするけれど、
今いる中で、今の自分にできる限りのことをしようと思う。
それは自分のテクニックや音楽性についてもそのまま適用されることで、結局楽器は自分の
体や心の一部分であり、楽器を気持ちでカスタマイズするというのは、自分の気持ちを・・・
精神をカスタマイズすることなのだということが、分かってきた。
それにしても、あちこちに自分の一部を預けているピアニストって、本当に変てこな人種です。
わたし自身、変てこな人種になって、はや2年半がたとうとしています。


聴力が快復しました 星名
元々右耳の聴力が弱かったのですが、一年近く前に右耳が殆ど聴こえなくなった事があり
かなり焦りました。ストレスが原因?
その後聴こえないわけではないが、非常に弱く、高い周波数と特定の周波数が抜けてしまう為
左の耳に指を強く押し込み右耳だけで聴くと人の声がSF映画のロボットの声のように聴こえます。
一番困るのが車を運転している時にカーステレオがステレオに聴こえない事です。
周囲の勧めもあり無駄を承知で病院に行きましたが、お医者さんの一言は「治らないと思いますよ」。
それから測定をしてグラフを見せてくれました。しかし、測定も、周波数別のグラフも私には必要も無いし
無意味でした。
だから私は病院を訪れたのに私が自覚している事を数値というグラフに変えてくれただけでした。
薬をもらいましたが(薬局の資料によるとビタミン剤の一種)残念ながらしばらく飲みましたが
効果がないので残っていた薬はゴミ箱に捨ててしまいました。
お医者さんに、「耳掻きで右耳の奥を触るとガサガサ音がするのですが・・」と訊ねた時の返答は
「触っちゃダメ」。

その後、前から気になっていた怪しい通販の、ひまわりの種のエキスという、その名も「すっきり音」という
錠剤を購入しました。薬としては法律という石頭に否定されているので病院では手に入らない。
しかし、それを飲み始めたら歴然と快復しました。
そして、今も右耳に耳掻きを押し込みガサガサやっていますがこれが気持ちが良い。
止めは、忙しい忙しいと言いながらスキーに出かけた事です。
標高2000メートルのスキー場で滑っている内に変化は訪れました。体内気圧と外気圧の補正が原因です。
まだ左右の差はありますが、今まで聴いていたCDを聴くとあまりの迫力に驚愕です。

以前、ベートーベン展に行った時に、聴力が衰えた時にベートーベンが使っていたという当時の補聴器
(ラッパを逆にして耳に差し込む)を見た時に思わず立ち止まり私は動けなかった事がありました。

本当の価値は失って初めてわかります。



ギドン・クレーメルコンサート録&ちょっとしたハプニング
http://www.honey.ne.jp/~minnie/  クリのママ

アルルのみなさま、こんばんは。

きょう、こちらの掲示板でご紹介のあった優待チケットを利用して、ヴァイオリニスト
のギドン・クメーメルのリサイタルを聴きに、東京芸術劇場まで出かけてきました。

久しぶりのクラッシックコンサートで、なんだか緊張してしまいましたが、内容が濃く
てとてもよかったです。

バッハのシャコンヌ、フランクのシンフォニーも感動しましたが、シュトニケのクワジ
・ウナ・ソナタも新鮮&斬新で、クレーメルらしい選曲だなぁと思いました。

きょうは、行く前からプログラムには載っていなかったけれど、絶対ピアソラを演奏し
てくれる、という妙な確信がありましたが、期待を裏切ることなく、アンコールにVard
aritoを弾いてくれました。Oblivionじゃなかったのが、ちょっぴり残念でしたが。。。

そして、休憩時間にちょっとしたハプニングが。。。
女子トイレの長蛇の列に並んでいたら、すぐそばをアルゲリッチが通ったのです。なん
だか機嫌が良さそうで、にこやかに楽屋へと消えていきましたが。。。

クレーメルと彼女は、何度も共演しているようですし、あの機嫌の良い様子をみると、
本当に仲良しなんだな〜と思いました。友達ときゃぁきゃぁ言いながら、『なんか弾い
てくれないかなぁ』なんて、大それた期待をしてしまったけれど、さすがにそれはあり
ませんでした。(笑)

プログラムに掲載されていた、クレーメルの印象的なコメントがありましたので、ご紹
介します。

『日本の聴衆の方々が古典と現代の音楽に対して示す明確な興味を見、非常に幸せです。
音響の良いすばらしいホールに加え、そのホールを満たす集中した静寂は、音楽と音楽家
に寄せる深い尊敬から生まれるものです。世界中の数多くの聴衆もこの方法を学ぶことが
できればと思います。静寂あればこそ、真実と美の時間が明らかになるのですから。

音は、静寂の中から生まれます。音は感情を"語り"たい、自分自身を表現したいという
必然が表現されるものです。』

きょうのコンサートで少し元気になれました。明日からまた、仕事がんばろう!!!

では、みなさまおやすみなさい。


6/15 ボーリングの集い???  投稿者:お気に召すままm(_ _)m

声楽の小宮クラスのボーリング&お食事会がありました。
なんと小宮先生はストライクとスペアを?回連続で出して又マタ隠れた才能の一つを発揮なさいました。
もっとも私以外の参加者の皆さん、かなりの腕前で、(*^_^*)って感じでしたけれども・・・
幹事を勤めてくださったのは、アルルのアイドルMr.K・Y、かなりの速球でした(@_@)、
また、幸せなジューンブライドの式のため遅れて参加してくださったMr.D・I氏には
密かにボーリングのご教授に預かり、お陰様でGのあとの三角マークという怪挙を
達成したりで、滅茶苦茶楽しかったです。

その後のお食事会ではアルルの今までの歩みについて・・・(^_-)ってことを伺ったりしました。
この件については今回の参加者のみの極秘事項で〜す・・・ってことは皆さんが知って
いるってことですけれども・・・ハリー・ポッターの校長先生の受け売り(^_^;)
話が変わりますが・・・今度のアンサンブル、すご〜く楽しみで〜す ∞

打ち上げで美味しいお酒を飲むために、これからの4ヶ月チョット・・・皆さんで地獄
の特訓に耐えましょう(爆)
藤井先生、今日はお目にかかれなくて残念でしたけれども、よろしくお願いいたしま〜すm(_ _)m

??? 星名(5月29日)
私がパソコンを買ってそろそろ1年になろうとしています。現在同じ技術レベルで編集している限りは
制作上の問題はなくなりましたが、そろそろ疲れてきました。と言うより、早い話が運動不足です。
先日、救急車を呼びたくなるほど突然具合が悪くなりました。私は20年以上アルルをやっていますが
いわゆる病欠はたったの1日だけです(病気ではなく過労)。幸いマッサージ師に教わった自律神経を
整える方法をしたところ回復しました。原因は葉山に帰らなくなった為と判明しました。そこで、

先週の日曜日久しぶりに葉山で過ごしました。そして、連絡が取れなくなった葉山の知人を訪ねました。
地図で大体の場所を確かめて自転車で出かけました。ところが、葉山で平らなのは海沿いだけで後は山
です。辺り一体は自転車が使えない急な坂道。又、道が階段になっていたり。しかも、何丁目何番という
のではなく千何百番という方式です。おまけに、殆どの家が表札だけで、番地表示をしている家がない。
近いはずのところで、庭で火を燃やしていたお爺さんに聞き、お爺さんもお婆さんに聞いていたが、
あっちの方だろうという方に行ったが分からず、散歩しているおじさんに聞いても別荘族は地元の地理に
弱い。あんまりきょろきょろしていたら若い奥さんに疑われたので、どうせ無駄と分かっていたが、
XX何番はどの辺ですか?と聞いたが、当然無駄だった。

あっちかなと思っても見上げるような崖の上、こっちかなと思っても森のような林に阻まれて・・・。
犬にも吠えられて・・ワッ、ワッ、ワーン!(葉山は人口に対する犬口が日本一多い)。
結局、急な坂道を自転車を押しながら1時間半歩き回ったが、目的の番号まであと四つという所までは
行ったのだが、その先がどうしても分からなかった。

ピザ屋の配達のバイトをしようと思っている人、葉山はよした方がいいですよ。
私は東京生まれ東京育ちです。
この時偶然見つけたのがパン屋さんです。ちなみにそのパン屋さんでも分からなかった。
でも、パンは美味しかった。



ビリー・メイヤール    クリのママ

アルルのみなさん、こんばんは。最近はまっている作曲家につき投稿いたしたく書いております。

作曲家の名前は、ビリー・メイヤール。今まで全然しらなかったのですが、知人の紹介
で楽譜とCDを拝借させていただいて、ただいま練習中。。。と言っても、今は楽譜を
眺めているだけですが。ジャンルはジャズなんですけど、CD売り場ではソフトクラッシックの
カテゴリにおいてあることもあるらしいです。

どんな音楽かたとえるのは難しいのですが、ピアノバーでカクテルを傾けながら聞きた
い音楽です。

そうビールでもウィスキーでもワインでもありません。『カクテル』です。できたら高層ビル
から都会の摩天楼を見渡せるようなロケーションで、カウンターでは腕のいい
バーテンダーがシェイカーを振っています。お店の中央には、グランドピアノ。
その横には大きな花瓶にユリをメインに花々が上品にアレンジされて飾られています。

このお店にくるお客さんは、美味しいカクテルと音楽が目当て。残念ながらきれいな
お姉さんがサービスしてくれるわけではありません。

ピアニストは、むかし音楽の道をめざしながらも普通のサラリーマンになりました。
が、どうしても音楽を捨て切れなくて、会社をやめてここでピアノを弾くことになりました。
聴いている人たちそれぞれの"憂さ"に効果的に鳴ると大評判のピアニストです。
それは彼がサラリーマン時代に何かを学んだからなのかもしれません。誰が聴いても癒さ
れるのです。かと言って深く入り込んでくるわけでもない。そう『ここちよい』のです。
もしかしたら、弾いている彼が一番ここちよいのかもしれません。

な〜んてことを思わず想像してしまうような、音楽です。ご興味ある方CD聴いてみて
くださ〜い♪


 無題     クリのママ
久々の早帰りした今日の帰り道、偶然、駅で友人に逢った。
このところ、残業続き、休出続きで仲良し四人組のお食事会も仕事で行けなかったり
不義理続きだっのに、いつもと変わらない友人の笑顔に元気づけられた。

他愛もない話をしただけだったのに、心がなごんだ。年度末で仕事が忙しく、緊張の
連続だったから、これはきっと神様のプレゼントに違いない。

会社の愚痴を一方的にしゃべる私に、彼女は静かにうなずいてくれた。さりげなく私
の趣味のピアノの話をしてくれたり、なごませようとしてくれるのがわかる。こんな
とき、友達っていいなぁと思う。

なんだか今日は、わたしがなぐさめて貰ったので、今度の機会の時は、彼女の話に静
かに頷いて、彼女の大好きなダイビングの話でもさりげなくすることにしよう。

自分らしさを取り戻すために、友達と話をする、ペットを可愛がる、好きなピアノに
没頭する時間の大切さをかみしめている。

と同時に、会議でどなられようと、残業漬けであろうと、仕事があるという幸せを、
このところ実感していたりする。

わたしを必要としてくれて、ありがとう。


くろちゃん 中沢伸夫 2月21日(15:00)

その猫たちがやって来たのは去年の秋も遅くなってからのことだった。
私たち夫婦の住むマンションの駐輪場に、ある日子猫が2匹住みついていた。 誰かが捨てていったのだろうか。 一匹はクロネコのまだまだほんの子猫で、目だけがまあるく光っている、「隣のトトロ」に出てくるあの”まっくろくろすけ”のようだった。まんまるで毛玉のようだった。 もう一匹は少し大きく、グレーの縞のある毛並みの良い猫だった。 妻は黒猫のほうには、”くろちゃん”と、もう一匹のほうは”うーなん”と名づけた。 2匹はよく仲良く自転車の網カゴの中に並んで入っていた。 やがてそこが彼らの夜の寝床となっていった。 彼らが並んでカゴの中に入っているのを見ると、アニメ「銀河鉄道の夜」に出てくるカンパネルラ少年のようだった。 まんまるな目をして「なあに」といった顔でこっちを見ている。 器量良しの2匹だった。
これから寒くなる時期で、彼らはこんなところでちゃんとやっていけるのだろうか。とても心配だった。私たちが飼ってやりたいのだが、猫でアレルギー反応が出るため飼うことができない。 妻はやがて、2匹に夕ごはんを持っていくようになった。 夜遅くなって目立たないように下に下りていき、駐輪場の脇で餌をやるのだ。 それが彼女の日課となった。 
やがて彼らはそれなりに大きくなっていった。 毛玉のように見えた”くろちゃん”もだんだん猫の輪郭になってきた。 駐輪場から続く植え込みの中をゲリラ兵のように、外から見られないように注意深く歩いたりしていた。 寒い冬がやってきた。 今年はとりわけ寒く、雪が何度も舞ったりした。 そんな晩はとりわけ心配だった。 それでも彼らはなんとか生き延び、いつも元気そうに跳ね回っていた。 誰かがあげたらしいちくわを相手に駐輪場で格闘したりしていた。 私もときどき餌やりに参加するようになった。 最近では駐輪場ではなく、マンションに隣接した小さな公園に行ってそこのベンチに座って餌をやるのだ。 駐輪場のところまで妻が行くと、”くろちゃん”と”うーなん”はどこからともなく姿を現し、”公園だね”と言って、いざなうかのように公園まで走っていく。 そして2月になり、ようやく寒さも一息つくように比較的あたたかい日が続いた。 もうじき春だね、寒くなくなるねと思っていた。

いつものようにおとといの晩も餌をやりに行った。 その晩、餌をやると”くろちゃん”は妙にになついてきて、帰ろうとする私たちの前や後をバンビのように一緒に走ってきて、"待って、もっとないの?”と言っているかのように”なおー”と鳴くのだった。立ち止まった妻の足に体を擦りつけて、まんまるな目でこちらを見上げてはもの欲しそうな顔をしていた。 それが”くろちゃん”の生きている姿を見た最後だった。

昨晩、妻が餌をやりに行くと息せき切って戻ってきた。 「くろちゃんが倒れているの。」 私はびっくりして一緒に下まで降りていった。 駐輪場を出た先には歩道と、車道に沿った植え込みがあり、その植え込みの一角、土が出たところに黒いしみのように”くろちゃん”が倒れていた。 体はまだ温かかったが、ぐったりとして動かない。 もはや息もしていなかった。 せめて、朝まで寒くないようにと妻は持ってきたバスタオルをかけてやった。 

”くろちゃん”は天国へ行ってしまった。 わずかばかりの一生だった。 寒い時期に生まれ、春を待たずしてあの世へ行ってしまった。 親の愛を知らず、暖かさを知らず、それでもけなげに生きてきたのにあまりにあっけない幕切れだった。 捨て猫ゆえ、野良猫ゆえの恵まれない命だった。 だが短い間ではあったけれども、私たちは”くろちゃん”からどれだけ幸せをもらっただろうか。 どれだけ喜びをもらっただろうか、どれだけ慰められただろうか。 ”くろちゃん”。どうか、どうか、天国で今度こそあなたに幸せになってほしい。 



「思いがあれば、不可能な夢でも実現できる」   赤根   2003/02/15 18:33:53
:皆様、発表会も近付いてまいりましたが、お元気でいらっしゃいますか?
私は所属している団体の英語の機関紙の記事を時々ボランティアで翻訳しているのですが
今回発表会を前にした私達アルル人間にも是非読んでもらいたいような記事があったので、
抜粋をご紹介します。

人が強い願望を持つとき、障害は乗り越えられ、困難には工夫で立ち向かい、反対意見
は耳に届かなくなるでしょう。強い願望を持ちつづけるための7つの秘策は次の通り:
1. すべての障害はチャンスだと思え。
1歳で両足を切断したアメリカ人女性がパラリンピックで2度優勝し、その後モデルにな
る話。「私、この体でラッキーだったのよ。だって、この体が私の中の強さと美しさを
見つけさせてくれたんですもの。」
2. 自分自身の最高の友達になる
私は有能で、ポジティブなどと紙に書いて貼っておき、毎日数回それを読みましょう。
3. 夢に向う
ごく普通の目立たない小学生がクラスみんなの前で「私、女優になります。」と発表。
みんなに笑われたものの、夢を持ちつづけた彼女は今ではハリウッドの売れっ子女優の
1人です。
4. 持続・忍耐・根気を持って生きる
米大統領に「当選するまで立候補し続けなさい」と言われ、12回目の立候補でようやく
当選しました。成果が出るまで、持続、忍耐、根気を持って生きましょう。
5. 自分が成功する姿を思い描いてみる
自分が目標を達成している姿をイメージし、それを潜在意識に焼きつけましょう。潜在
意識に届くと、実現するための今まで使われていなかった力が発揮されます。
6. リンカーン大統領のようになる: 滑ったら、立ち上がろう
歴史に名を残すリンカーン大統領も、貧しい家庭に生まれ、ビジネスに2度失敗し、選
挙に8回落選しています。選挙に2度続けて破れた後、彼は「滑っただけ。転げ落ちたわ
けじゃないし、すぐに立ちあがったよ。」と言っていました。
7. 自分を許す
「自分自身を許すと言うことは、良いことができる可能性のある捕らわれの力を解放し
てあげることだと言うことを覚えておいてください。自分を責めることは誰の益にもな
りません。」

いかがでしたか?
全文が欲しい方がいらっしゃいましたら、Wordのファイルをお送りしますので、メール
でご連絡下さい。